Ubuntuでバックアップを始める方法:最初に知っておきたい基本
この記事の流れ
Ubuntuを使い始めると、しばらくしてから「バックアップ、ちゃんとやっておかなかった」と気づくことがあります。私もそう思ったのは、ストレージの整理中に間違えてファイルを消したときでした。
この記事では、Ubuntuでバックアップを始めるときに最初に決めたいことを整理しています。難しい設定は後回しでかまいません。まず「何を・どこに」を決めることが大切です。
この記事でわかること
- バックアップで最初に決めるべき2つのこと
- 標準アプリ「バックアップ(Déjà Dup)」の使い方
- 外部ドライブとクラウドの使い分け
想定読者
- Ubuntuを使い始めてバックアップが気になってきた方
- 何をバックアップすればよいか分からない方
まず決める2つのこと
バックアップを始める前に、「何を残すか」と「どこに保存するか」を決めます。
何を残すか
個人で作成したファイルを中心にバックアップします。
- ホームフォルダ(
/home/ユーザー名/)全体 - 特に大切な作業ファイル・プロジェクト
- 設定ファイル(ドットファイル:
.bashrcなど)
システム全体のバックアップは容量が大きくなります。最初はホームフォルダだけ対象にするのが現実的です。
どこに保存するか
バックアップ先の選択肢は主に2つです。
| 保存先 | 特徴 |
|---|---|
| 外付けドライブ(HDD/SSD) | 速い・容量が大きい・ネット不要 |
| クラウドストレージ | 手間が少ない・外出先からも確認できる |
どちらか一方だけでも構いません。理想は両方ですが、まずは一方から始めてみましょう。
標準アプリ「バックアップ」を使う
Ubuntuには「バックアップ(Déjà Dup)」というバックアップアプリが標準で入っています。GUIで設定できて、定期バックアップも自動で行えます。
設定手順
- アプリ一覧から「バックアップ」を開く
- 「ストレージの場所」でバックアップ先を選ぶ(フォルダやクラウドを指定)
- 「バックアップするフォルダ」を確認する(デフォルトはホームフォルダ)
- 「今すぐバックアップ」をクリックして最初のバックアップを実行する
- スケジュールを設定しておくと、以降は自動でバックアップが取れる
初回のバックアップは時間がかかりますが、2回目以降は変更分だけ保存されるため短時間で終わります。
外付けドライブを使うときの注意
外付けドライブにバックアップする場合、ドライブを接続していないときはバックアップが実行されません。定期バックアップを設定しても、ドライブが刺さっていなければスキップされます。
週に1回程度、ドライブを接続してバックアップを確認する習慣をつけましょう。
まとめ
Ubuntuのバックアップは、「バックアップ」アプリを使えばGUIだけで設定できます。最初はホームフォルダを外付けドライブまたはクラウドに保存する設定をしておけば十分です。
バックアップは後回しにしがちですが、一度設定してしまえば自動で動き続けます。今日中に最初の1回を実行しておきましょう。
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