Ubuntuで不要アプリを削除する方法:アンインストールの基本を初心者向けに整理
この記事の流れ
自分でインストールしたアプリが気づくとかなり増えていた、という経験はないでしょうか。消し方が分からなくてそのままにしていた時期が自分にもありました。削除方法を一度覚えてしまえば、使わなくなったアプリをすっきり整理できるようになります。
この記事では、GUIとターミナルそれぞれの削除方法を整理します。
この記事でわかること
- App Center から削除する方法
apt removeとapt purgeの違い- 削除前に確認したいこと
想定読者
- Ubuntuで不要アプリを整理したい方
- コマンドで消してよいか不安な方
App Center から削除する方法
GUIで削除したい場合は、App Center(アプリセンター)を使うのが一番手軽です。
- Activitiesまたはランチャーから「App Center」を開く
- 左上の検索欄にアプリ名を入力する
- 対象のアプリを選択して「アンインストール」をクリックする
インストールしたアプリはすべてここから確認・削除できます。最初はApp Centerを使うのが手軽でおすすめです。
ターミナルで削除する方法
ターミナルを使って削除するには apt remove コマンドを使います。
apt remove で削除する
sudo apt remove アプリ名
例として、vlc(動画プレーヤー)を削除する場合はこうなります。
sudo apt remove vlc
このコマンドはアプリ本体を削除しますが、設定ファイルは残ります。再インストールしたときに前の設定を引き継いで使いたい場合は、remove の方が都合がよいです。
apt purge で完全削除する
sudo apt purge アプリ名
purge(パージ)は、アプリ本体と設定ファイルをまとめて削除します。「完全にきれいにしたい」「設定をリセットしてから入れ直したい」ときに使います。
どちらを使うか迷ったら、remove で問題ありません。設定ファイルが残っても通常は影響しません。
削除後の不要パッケージを整理する
アプリを削除しても、関連ライブラリ(依存パッケージ)が残ることがあります。以下のコマンドで不要になったパッケージをまとめて消せます。
sudo apt autoremove
実行すると削除対象の一覧が表示されます。内容を確認して問題なければ y で進めます。
削除前に確認したいこと
apt はシステムに必要なパッケージを削除しようとすると、「このパッケージを削除するとシステムが壊れる可能性があります」といった警告を表示して確認を求めます。警告が出たらそのまま中断すれば問題ないので、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。
ただし、自分でインストールしたアプリ以外は、一度アプリ名を検索して何のためのものか確認しておくと安心です。python3 や systemd のようなシステムの動作に必要なものは、通常自分でインストールした覚えがないはずなので、そういったものは触らないようにしておくのが無難です。
よく分からないパッケージは、App Centerの「インストール済み」一覧から確認するのもひとつの方法です。
まとめ
GUIで削除したい場合はApp Center、ターミナルから削除したい場合は apt remove を使います。設定ファイルごと消したい場合は apt purge が対応します。
削除後は apt autoremove で不要パッケージを整理しておくと、ストレージも少し確保できます。
自分でインストールしたアプリは気軽に消して構いません。見慣れないパッケージについては、名前で検索してみると大体すぐ分かります。
あわせて読みたい
- Ubuntuでアプリを入れる方法:最初に覚えたいインストールの基本 — インストール方法の基本と apt の使い方
- Ubuntuのapt基本:最初に覚えたいパッケージ管理の使い方 — apt コマンドの全体像を整理