Ubuntu環境を維持するためのメンテナンスチェックリスト
この記事の流れ
Ubuntuは使い続けているうちに、気がつくとストレージがいっぱいになっていたり、アップデートを何ヶ月もしていなかった、ということが起きます。私も一度、ストレージがほぼ満杯になっているのに気づかず、インストールが途中で止まって焦ったことがありました。後で困る前に、定期的に確認する習慣をつけておきましょう。
この記事では、定期的に確認しておきたいメンテナンス項目をチェックリスト形式でまとめています。
この記事でわかること
- Ubuntuを安定させるために定期確認すべき項目
- ストレージを整理するためのコマンド
- メンテナンスの頻度の目安
想定読者
- Ubuntuをしばらく使っているが、メンテナンスをしていない方
- 何を定期的に確認すればよいか知りたい方
月に1〜2回確認するチェックリスト
☑ システムのアップデートを実行する
sudo apt update && sudo apt upgrade
更新を放置すると、セキュリティ上の問題が残ったり、動作が不安定になることがあります。月に1〜2回は実行しておきましょう。
GUIで行う場合は「ソフトウェアの更新」アプリを使います。
☑ 不要パッケージを削除する
sudo apt autoremove
アップデートや削除の後に残った不要なパッケージを削除します。ストレージを少し回収できます。
☑ ストレージの空き容量を確認する
df -h
各パーティションの使用状況が表示されます。メインのパーティション(/ で示される)の使用率が80〜90%を超えてきたら、整理が必要です。
☑ バックアップが実行されているか確認する
バックアップアプリ(Déjà Dup)を開いて、最後にバックアップが実行された日時を確認します。外付けドライブを使っている場合は、ドライブを接続した上で手動バックアップを実行してもよいです。
3ヶ月に1回程度確認するチェックリスト
☑ ダウンロードフォルダの整理
ダウンロードフォルダには、使い終わったファイルが溜まりやすいです。3ヶ月に一度、不要なものを削除しておきましょう。
☑ インストール済みアプリの見直し
使っていないアプリをアンインストールすると、ストレージを節約できます。
sudo apt remove アプリ名
どんなアプリが入っているか確認する場合は、App Centerの「インストール済み」タブを見るのが分かりやすいです。
☑ ログファイルのサイズ確認
/var/log/ にシステムのログが溜まっています。通常はシステムが自動で管理していますが、異常に大きくなっている場合は確認が必要です。
du -sh /var/log/
ストレージが少なくなってきたら
ストレージの空きが少なくなってきたときに試せる操作です。
sudo apt autoremove
sudo apt clean
apt clean は、ダウンロードしたパッケージのキャッシュを削除します。数百MBから数GBの空きを確保できることがあります。
まとめ
Ubuntuのメンテナンスで最低限やっておくべきことは、月に1〜2回のアップデートと、ストレージの空き確認の2つです。
コマンドを3つ覚えておくだけで、環境が長く安定します。「更新して、不要なものを消して、空きを確認する」——この流れを習慣にしてみましょう。
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