UbuntuにClaude Codeを導入してAI作業環境を整える手順


はじめに

「インストールしたのに claude コマンドが使えない」「APIキーをどこで取るか分からない」——Claude Codeの導入で止まりやすいのは、この2点がほとんどです。この記事では、UbuntuへのClaude Code導入をそのまま順番に進めれば完了できるよう、手順とつまずきポイントをあわせてまとめています。各コマンドはコードブロック右上の「コピー」ボタンでコピーできるので、ターミナルにCtrl+Shift+Vで貼り付けるだけで進められます。


前提環境

  • OS:Ubuntu 22.04 / 24.04 LTS
  • ターミナル(端末)を開ける状態であること
  • Node.js v18以上(このあとの手順でインストールします)

「ターミナル」とは、Ubuntuの黒い画面でコマンドを入力する場所です。アプリ一覧から「端末」または「Terminal」を探して開いてください。


ステップ1:Node.jsをインストールする

Claude Codeを動かすには Node.js(バージョン18以上)が必要です。nvm(Node Version Manager)を使うと、PATHの設定も自動で整うためおすすめです。

ターミナルに以下を1行ずつ貼り付けてEnterを押してください。

curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash
source ~/.bashrc
nvm install --lts
nvm use --lts

完了したら、正しくインストールされたか確認します。

node -v

v22.x.x のようなバージョン番号が表示されれば成功です。


ステップ2:Claude Codeをインストールする

次のコマンドを1行そのまま貼り付けてEnterを押してください。

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

少し時間がかかります(1〜3分程度)。完了したら動作確認をします。

claude --version

バージョン番号が表示されればインストール完了です。


ステップ3:APIキーを取得する

Claude Codeを使うには、AnthropicのAPIキーが必要です。APIキーはAnthropicのコンソール画面から取得します。

注意:「claude.ai」(チャット画面)とは別の管理画面です。claude.aiにログインしていても、APIキーの取得にはコンソール画面への別途アクセスが必要です。

手順は次の通りです。

  1. ブラウザで console.anthropic.com を開く
  2. アカウントがなければ「Sign up」でメールアドレス登録・確認をする
  3. ログイン後、左メニューまたは設定画面の中から「API Keys」を探す
  4. 「Create Key」(または「+ New Key」)ボタンをクリックする
  5. キーの名前を何か入力して作成する(例:ubuntu-work
  6. 表示された文字列(sk-ant- で始まる長い文字列)をそのままコピーする

**重要:**APIキーはこの画面を閉じると二度と表示されません。必ずコピーしてから閉じてください。コピーし忘れた場合は、そのキーを削除して新しく作成すれば問題ありません。


ステップ4:Claude Codeを起動・認証する

ターミナルで次のコマンドを入力します。

claude

初回起動時にAPIキーの入力を求められます。先ほどコピーした sk-ant- で始まる文字列を貼り付けてEnterを押してください。

認証が完了すると、ターミナル上でClaude Codeとやり取りできる状態になります。試しに「こんにちは」と入力してみてください。


よくあるつまずきポイント

claude: command not found と表示される

インストールは成功しているのに claude が使えない場合、PATHが通っていないことが多いです。nvm を使った場合はこの問題は起きにくいですが、システムのnpmを使った場合に起きることがあります。以下を実行してみてください。

echo 'export PATH="$HOME/.npm-global/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
claude --version

それでも解決しない場合は、グローバルインストール先を確認します。

npm config get prefix

表示されたパスに /bin を足した場所(例:/usr/local/bin)がインストール先です。このパスを上記の export PATH= の部分に合わせて書き換えてください。

コマンドをどこに貼ればいいか分からなくなる

「ターミナル(端末)」アプリを開いて、カーソルが点滅している行に貼り付けてEnterを押すだけです。コマンドを貼る場所に迷った場合は、一度ターミナルを閉じて開き直すと初期状態に戻ります。

APIキーの取得画面が見つからない

claude.ai(チャット画面)にはAPIキーの取得機能はありません。必ず console.anthropic.com をブラウザで直接開いてください。ログインしたあと、画面左のメニューに「API Keys」が見当たらない場合は、画面上部のアカウントメニューや「Settings」の中を探してみてください。

英語の画面が多くて手が止まる

コンソール画面はほぼ英語ですが、操作する項目は限られています。「API Keys」「Create Key」「Copy」の3つが見つかれば、あとはほぼ日本語の説明通りに進められます。エラーメッセージが出た場合は、そのまま翻訳ツールにコピーすると内容が分かりやすくなります。


CLAUDE.mdを作っておくと便利

プロジェクトのフォルダに CLAUDE.md というファイルを置いておくと、Claude Codeがそのプロジェクトの情報を把握した状態で作業してくれます。内容は自由ですが、たとえば次のように書いておくだけで変わります。

# このプロジェクトについて
- 言語:日本語で書く
- フレームワーク:Astro
- 目的:Ubuntu×AIブログの運営

作成方法はターミナルで次のように入力するだけです(プロジェクトのフォルダで実行してください)。

nano CLAUDE.md

内容を書いてCtrl+Oで保存、Ctrl+Xで閉じます。


まとめ

Claude Codeの導入はNode.jsのインストール、Claude Codeのインストール、APIキーの取得と設定の3ステップで完了します。PATHの問題とAPIキーの取得場所の2点でつまずきやすいですが、この記事の手順通りに進めれば対応できます。導入後の使い方や作業ルールの考え方については「Claude Codeを使う前に決めておくべき作業ルール」も参考になります。


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